ビキアの相馬です。
今回は、我々の製品である「IoTスターターキット for μPRISM」について説明します。
現在のところ「μPRISM」を手に入れた人がこれを活用する方法は、次の3つのうちどれかになります。
1) エレックス工業からリリースしているiOS、Androidのアプリを使用する。
2) bluetooth通信が出来るデバイス(アプリ)を流用する。
3) ブログラムを作成する。(自分でもしくはシステムインテグレータに発注する)
ちなみにアプリはここから手に入れる事が出来ます。
2)と3)に関しての手間はほぼ変わりません。ちょっと試したいと言うことには向いていません。
また、「センサーが使えるか?」を検証するために、プログラムを自前で用意する必要があるとすれば、皆さんそれは前近代的だと思われるのではないのでしょうか。
エレックス工業謹製のアプリは素晴らしく、簡単にデータを取得することが出来ますし、手軽に始めるには一番ふさわしいソリューションです。しかし、残念ながらスマホは個人所有のものであるケースが多く、会社運用で使用するには問題があります。(μPRISM はデータの蓄積するモードもあります。スマホが占有される訳ではありません。)
IoT製品群はまだ黎明期です。ご興味ある方は、実環境で様々なデバイスで実証試験を行い、その後、運用を検討するのだと思われます。簡単に実証試験を行えるパッケージがどうしても必要です。
スターターキット for μPRISM には以下のものが同梱されています。
・センサー(μPRISM 3個)
・IoTゲートウェイ(データをBluetoothで受信し、クラウドに格納)
・クラウドサーバー
・ダッシュボード(センシングしたデータを見やすく表示)
ファイルダウンロード
使用者が用意するものは電源、インターネットに接続する経路、ダッシュボードを見るためのブラウザ(PC/タブレット/スマホ)となります。
IoTはまだ黎明期であると言わせていただきました。「なんの役に立つ」か、「何が出来る」かは想像力と実行力にかかっています。
いままで具体的かつ長時間の確認と言うのは行われていませんでした。自分オフィスの、作業場のその他諸々の環境を測定すると発見があります。私も日々、「へ〜そうなんだぁ」と感心しています。
次回以降、スタータキットの使い方、「こんな測定を試してみました」シリーズを予定しています。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。