好評の観測ダッシュボードについて

ビキアの相馬です。

観測所のダッシュボードの公開、ご好評を頂いています。 まだ、ご覧になっていない方は是非! 横浜観測所へ(アカウント/パスワード共に”guest”)

現状のBluetoothの通信環境に関してご報告させて頂きます。

ビキア 「IoTスターターキット for μPRISM」では、センサーとゲートウェイの間はBluetoothで通信します。前回もこのブログでお話させて頂きましたが、横浜の観測所では結構な距離があり、接続があまり安定しない状況でした。

先日、メンテナンスの際、距離はあまり変わらないのですが、より電波が回り込まない位置に設定してみました。(おそらく若干遠くなったと思います。)
この結果、安定度が増しました。万一、接続が切れた場合でも、すぐに接続状態に戻るようになりました。

弊社、スターターキットでは通信が切れても(再度接続できる環境になれば)自動的に接続を回復するように出来ています。サンプリング時間にもよりますが、短い時間の切断ならば計測に対する影響はたいしてありません。

加えて、私はBluetoothの切断の通知をメールにより受信するように設定しています。変更前は頻繁に、それこそ朝でも、夜中でも関係なくアラートメールが来ていました。最近は、ずいぶん落ち着いており、枕を高くして眠られるとはこの事です。
しかし、切断はあまり気持ちのいいものではありません。


IoTと補助金

ビキアの萩尾です。

中小企業の経営者の方であれば一度は導入を検討したことがあると思われる補助金のお話です。

世の中には様々な補助金がありますが、中小企業に対してもバックアップしてくれる制度があります。例えば、作業の改善をおこなったり、新しいものやサービスを創出したりする事で、その経費を補助金で補うことができます。補助金は資金が豊富でない中小企業にはありがたい制度で、弊社でも利用しています。

さて、ここからが本題で、IoT補助金の話をします。
「IoT、ビックデータ、AI」は作業の効率化や新たな製品やサービスを創出することで産業界にとっては注目のテクノロジーで、国策として導入が推進されています。試しに「Society 5.0」や「未来投資戦略2017」などと検索すればその注目度合いが分かるかと思います。しかし、IoT導入の恩恵を受けるであろう産業であっても、中小企業ではなかなかその数が増えていません。なぜでしょうか。

大企業などでは何十年も前からIT化が進められ、機器やネットワークのインフラも充実していることから、IoT導入のハールドルは高くはありません。しかし、中小の、特に非IT系の企業となると、IoT化はもちろんIT化さえ難しいところが数多く存在します。その理由を中小企業庁が出している資料から抜粋すると「中小企業におけるIoT,AIの活用状況は1割未満となっており、この数字をあげるためには”人、知恵、金”が必要である。」と述べられています。手間とコストがかかるのです。
更に、総務省の通信白書によると、日本の企業は他のIT先進国に比べて「IoT化の恩恵についてあまり期待していない」と思っており、IT/IoT化の意識が低いという傾向があります。世界的には、ここ4~5年でIoTデバイスの数が倍になると予想されているのですが、日本ではそうはいかないようです。

そこで補助金の登場となります。仕組みとしては、IoTを活用した取組をしている中小企業に対して、資金面での支援が行われるというものです。機器の導入費用からコンサルタント委託経費まで賄える補助制度のものが多いので、”人、知恵、金”のすべてに適用できます。

弊社が籍を置くがあります。 弊社のIoTスターターキットはこの横浜市のIoT補助制度の対象システムとなっており、補助金の限度額まで利用できるお得セットを期間限定で発売しています。横浜市に限らず、多くの自治体や団体からIoT補助金が提供されていますので、ネットで検索してみてください。また、弊社では補助金を使ったIoT導入に関してアドバイス等できることもあると思いますので、不明な点については弊社にお問い合わせください。

参考サイト